フリーランスのWebデザイナーが在宅勤務をするには?
フリーランスの働き方にも「会社勤め」と「在宅勤務」の2種類があり、完全在宅勤務を希望している人も少なくありません。
今回は、フリーランスのWebデザイナーが在宅勤務をする方法と求人の探し方を紹介します。
フリーランスのWebデザイナーは在宅でも働ける?
Webデザイナーはフリーランスでも働きやすい職種のひとつですが、フリーだからと言って必ずしも在宅勤務ができるわけではありません。
フリーランスで働くWebデザイナーのなかには、「会社に出向いて働く人」と「ノマドワーカーとして好きな場所から働く人」の2つの種類があります。
ノマドで働けるWebデザイナーの場合、依頼から定期連絡、納品まですべてネットと電話だけで行えるので在宅勤務も難しくありません。
家事や育児、介護など何かしらの理由で自宅を離れられない人や自由な働き方をしたい人は、フリーランスのWebデザイナーとして在宅勤務の案件を探すのがおすすめです。
フリーランスのWebデザイナーが在宅勤務をするポイントは?
フリーランスとして在宅のWebデザイナーを続けるときに、気を付けておきたいポイントを見ていきましょう。
勤務時間の縛りに注意しよう
在宅のフリーランスの場合、基本的には勤務時間は決められていません。いつでも好きなときに仕事をすることができます。
ただし、注意したいのが、クライアントやチームとの連絡事項や会議の時間が決められている場合です。
最近のWeb制作では、連絡や会議もたいていはネット通話やチャットが利用されているので会社に出向く必要はないのですが、それでも時間帯はそろえる必要があります。
連絡や会議の時間が自分の働きたい時間帯と合わない、無理をしなければいけないとなれば、在宅で働く意味がないですよね。
案件を探すときは、勤務時間の拘束はどれくらいあるのか、そのスタイルがあっているかどうかを確認しておきましょう。
信頼のある在宅ワーカーを目指そう
在宅のWebデザイナーは、クライアントやチームメンバーと遠く離れているため、今どういった進行状況にあるか確認しづらい状況にあります。
より長く仕事をまわしてもらうためにも、定期的に丁寧な連絡を取り合うことで信頼感のある在宅ワーカーになりましょう。
仕事の出来や丁寧さはもちろんのことですが、遠く離れていることを不便に思わせないことで、在宅ワーカーであっても「また、あの人に頼もう」と思ってもらうことが大切です。
自分の強みを作っていこう
フリーランスで在宅のWebデザイナーを続けていくなら、自分をアピールするポイントを持つことはとても大切です。
たとえば、Webデザイナーとして動画作成などのできる仕事の範囲を広げていくのもひとつの方法。
あるいは、コーディングなどのひとつの分野を突き詰めていき、その分野のプロフェッショナルになるのもひとつの手段でしょう。
それぞれのタイプに合ったアピールポイントを突き詰めていくことで、他のWebデザイナーとは一味違う、『選ばれるWebデザイナー』を目指しましょう。
フリーランスのWebデザイナーが在宅の依頼を探すには?
では実際に、フリーランスのWebデザイナーが在宅で働ける依頼を探してみましょう。
フリーランス専門の求人サイトから探す
「本格的にWebデザイナーの仕事がしたい」「フリーランスとして独立したい」という人におすすめなのが、フリーランス専門の求人サイトを利用する方法です。
Web業界を専門に扱っているフリーランス向けエージェントもあり、専属の担当があなたに合った案件を探してきてくれます。
初めてフリーランスとして働く人のためのフリーランスの始め方や経理などの事務手続きのサポートもしてくれるので、未経験からでも安全にフリーで働くことができますよ。
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クラウドソーシングで仕事を探す
簡単な仕事内容から始めたいという人におすすめなのが、クラウドソーシングサービスで仕事を探す方法です。
クラウドソーシングとは、インターネット上で仕事を依頼したい企業や個人と仕事を受けたい人を結びつける、新しい仕事の紹介サービスです。
Webデザインの仕事もたくさん見つけることができ、いちから設計を依頼するものから簡単なバナーやボタンのデザインだけを依頼するものまで、仕事の種類もさまざまです。
小さな仕事から始めて、何度も依頼をこなすうちにお得意様として大きな仕事を任せてもらえることもありますよ。
ポートフォリオサイトを公開して依頼を待つ
上記のような求人探しとを合わせて進めたいのが、自作サイトを公開して依頼を受けるという方法です。
依頼と関係なく、自分のできるスキルやセンスを詰め込んだ、いわば『名刺代わり』のWebサイトを公開します。
Webサイトには仕事の依頼ができるメールアドレスなどを記載して、クライアントから依頼を受けられるようにしておきます。
ビジネス向けのSNSでコネクションを広げるなどの活動をして、依頼してくれそうな人にポートフォリオサイトが目につくようにしていきましょう。
その際、SNSのプロフィールはできるだけ詳細に書きましょう。フリーランスで仕事を受けていることをしっかり書いておくと、依頼者も安心して声を掛けられますね。