Webデザイナーが海外勤務で働くには？
Webデザイナーが海外勤務の求人を探す方法について解説します。
日本のWebデザイナーは海外でも需要のある職種です。海外で働きたいと考えているなら動き出してみるのもいいでしょう。
Webデザイナーが海外で働くときの給料や就職活動の方法について見ていきましょう。
日本のWebデザイナーが海外勤務するメリットとは？
日本人Webデザイナーのなかには、憧れだった海外で働きたいと感じている人もいます。
実は、Webデザイナーは海外勤務のメリットが大きい職種のひとつです。
日本のWebデザイナーより給料が高い
日本のWebデザイナーは先進国のなかでもダントツに給料が低いというデータがあります。
日本のWebデザイナーの平均年収が350万円程度なのに対して、アメリカは約560万円、カナダは約430万円、オーストラリアは約450万と高い給料がもらえます。
だからといって日本のWebデザイナーのレベルが低いかと言えばそうではありません。
世界でも十分に通用するスキルを持っていながら、日本で働くと給料の低い職種なんです。
他の職種より英語圏での勤務がしやすい
現在、日本人が海外で働くとなると、多くの職種ではアジア圏での勤務が中心となっています。
世界市場全体がアジア圏に目を向けていることもあり、日系・外資系企業ともにアジア圏の進出が増えているからです。
もちろん、Web業界にもアジア圏で制作することで人件費を安くしようという流れもあります。
しかし、年収額の違いからもわかるように、やはりWeb制作の中心地は欧米諸国の英語圏となっています。
そのため、日本人がWebデザイナーとして海外勤務する場合も、他の職種に比べて英語圏で採用してもらいやすいというメリットがあります。
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日本のWebデザイナーが海外勤務する選択肢とは？
日本人のWebデザイナーが海外で働くための方法としては、大きく2つの手段があります。
現地で求人を探す
英語圏での勤務を希望している人は、断然、現地で求人を探す方法がおすすめです。
求人情報はインターネットを介して日本からでも探せますが、現地に入ってから得られる情報の方が多いといいます。
最も確実な近道は、現地のIT系専門学校に留学後、専門学校を通して勤務先を紹介してもらう方法です。
現地でのツテが手に入るうえ、英語などの語学力の勉強にもなって一石二鳥というわけですね。
日系企業の海外勤務・海外出張を狙う
日本の企業に入社後、海外勤務や海外出張で働くという方法もあります。
英語圏での仕事もありますが、こちらはアジア圏が中心という傾向にあります。
将来的には現地スタッフのリーダー、海外支店の責任者を任せられる可能性が高いです。アジア圏でもいいからキャリアアップを狙いたいという人におすすめですね。
日本のWebデザイナーが海外で就職するポイントとは？
同じWebデザイナーでも、日本と海外では就職活動の事情も違います。
日本のWebデザイナーが気を付けておきたい、海外で就職するポイントを見ておきましょう。
語学以上にスキルで勝負する【ポートフォリオは重要！】
海外勤務と聞くと語学力に不安を持つ人も多いのではないでしょうか。
正直を言うと、日本人がどれだけ頑張ってもネイティブにはかないません。
語学力の100％を目指すよりも、Webデザインのスキルや実務経験をアピールする方が採用につながります。
日本人であることを海外では大きなステータスにつながります。
特に、ポートフォリオには力を入れましょう。
言語が違っても伝わるのが作品の出来です。できるだけたくさんの作品が用意して、パターンの違うサイトが作れることをアピールしましょう。
日本企業・現地の日本人とのつながりを大事にする
海外で働く日本人クリエイターの多くが口にするのが、日本とのつながりの重要性です。
海外で求人を探すなら現地の日本人とのつながりはとても重要になります。
また、日本のクライアントがいれば、海外で仕事がないときに依頼を受けることができますし、日本に戻ることがあっても勤務先の目星があるのはありがたいことです。
海外勤務を決意したとしても、日本とのつながりは保険として維持しておくようにしましょう。
なによりもビザには注意する
最後にとても重要なことですが、外国人が海外で働くためにはビザが必要になります。
うっかりビザが切れてしまうと、就職できたとしても強制的に帰国しなければいけなくなります。
ビザの期限や発行の手続きには細心の注意を払っておきましょう。
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