Webデザイナーとして就職するには?
Webデザイナーに憧れる人たちは年々増えています。
その一方で、あまり身近な職業ではないために、どうやって就職すればいいのかわからない人も多いようです。
Webデザイナーとして就職するためには手順があります。未経験からでもスムーズに就職できるコツと流れを見ていきましょう。
Webデザイナーとして就職するためには準備も必要!
Web業界でも華のあるWebデザイナーの仕事は人気が高く、これから就職したいと考えている人も多いですよね。
Webデザイナーの仕事は専門職・技術職というイメージも強いもの。
未経験からではどういった道筋で正社員になれるのかわからないという人もいます。
実際、Webデザイナーとして会社に勤めるのなら、「求人を探して面接を受ければOK」というものではありません。
未経験者の受け入れも多いWeb業界ですが、就職するためにはある程度の特殊な準備が必要なんです。
Webデザイナーとして就職するための方法と手順を見ていきましょう。
- 広告・Web・マスコミ業界専門の転職エージェント。派遣社員の求人も扱う
- IT・Web専門の転職エージェント。経験者のキャリアアップや独立にも強い
- Web業界専門の転職エージェント。30年以上の実績で3,000社以上と取引できる
Step1:Webデザイナーの労働環境を確認しよう
最初にしておきたいのが、「本当にWebデザイナーになりたいのか」という意思確認です。
すでに固い決意でWebデザイナーとしての就職を考えているならいいのですが、「ちょっと興味がある」という段階ならきちんと労働環境を確認しておいた方がいいでしょう。
Webデザイナーの主な勤務先は、Web制作会社と一般企業のWeb事業部門です。
未経験からWebデザイナーになるなら、最初はWeb制作会社で土台となる経験を積んだ方がいいでしょう。
Web制作会社の労働環境は、正直、過酷であることが多いです。
1〜2時間の残業は当たり前。納期前なら休日出勤や泊まり込みになる会社もあります。
華やかに見えるWebデザイナーの仕事ですが、Web制作の作業に入れば仕事内容は意外と地味だったりします。
平均年収も330万円程度と、社会全体から見ても高い給料額ではありません。
一方で、「手に職」をつけられることや将来的にはフリーランスでも働けることなどメリットもあります。
Webデザイナーとして就職するメリット・デメリットを知ったうえで、それでもチャレンジしたいという気持ちを再確認してみてください。
実際に公表されているWebデザイナーの求人を見てみるのもいいでしょう。
Step2:Webデザインの基礎スキルを身に付けよう
Webデザイナーとしての就職を決めたなら、次に必要なのはWebデザインのスキルです。
Webデザイナーの求人には「未経験者OK」のたくさんあり、未経験者の受け入れも多い職種です。
とはいえ、未経験と言ってもWebデザインについてまったく何も知らない人では採用されません。せめて、基本的なスキルの理解は必要です。
Webサイトを構成するプログラミングのスキルとしては、HTMLとCSSは必須。
さらに、JavaScriptやコーディングの応用が使えるとポイントは高いですね。
デザインの基礎も学んでおきたいところです。Photoshopやillustratorなどソフトの使い方もマスターしましょう。
そして、これらのスキルを効率的に学ぶなら民間スクールと独学の併用がおすすめ。
Webデザインを専門に教えてくれる民間スクールでは、通学タイプからオンラインタイプ、集団授業からマンツーマン授業までいろんなスタイルが選べます。
費用は、だいたい10万〜30万円。自動車免許の教習所に通うくらいだと考えてください。
くわえて参考書などを使った独学で足りないスキルを補えば、就職できる段階まで仕上げることができます。
Step3:ポートフォリオ(作品集)を作ろう
就職できるレベルまでスキルが身に付いてきたら、就職のためのポートフォリオ(作品集)の作成に入りましょう。
Webデザイナーの選考では、多くの企業がポートフォリオ(作品集)の提示を要求してきます。
人柄や経歴を見るだけでなく、実際の作品で力量をはかりたいという考えです。
なかには、実際にプログラミングを触らせるという企業もありますが、ポートフォリオの効力はいまだに健在です。
Webデザイナーのポートフォリオは、一から作ったWebサイトを見せるものです。紙媒体で印刷してもいいですが、ノートパソコンを持っている人は持ち込むのがベスト。
正社員として就職するならいくつかの作品例を見せましょう。複数の作品が見せられるなら、できるだけいろんなタイプの作品を見せて幅の広さをアピールした方がいいでしょう。
民間スクールに通えば、就職に使えるポートフォリオの作成もサポートしてくれますよ。
Step4:Webデザイナーの求人を探してみよう
選考にものぞめる準備ができたら、いよいよWebデザイナーの就職活動が始まります。
Webデザイナーの求人を探す方法はいくつかあります。
おすすめは、Web業界専門の転職エージェントを利用する方法。
就職や転職において、エージェントなどの専門家を頼ることは一般的になりつつあります。そのなかで、Web業界の求人を専門に扱うエージェントも存在します。
Webデザイナーのキャリアプランや労働環境の事情にも詳しいので、より専門性の高いサポートが受けられますよ。
エージェントでは他にも、
- 個別相談によるキャリアプランの設計
- 希望条件に合わせた求人の紹介
- 履歴書や職務経歴書の作成フォロー
- ポートフォリオの作成フォロー
- 企業に合わせた面接対策
- 採用後の待遇交渉
などのトータルサポートが受けられます。
すべての転職エージェントは、利用が無料です。
より効率的に求人探しをするなら、一般の転職エージェントや20代専門のエージェントなどいろんなタイプのサポートを複数同時利用するのがいいでしょう。
Webデザイナーに人気のおすすめ転職エージェント!
エージェントの利用には、まず公式サイトから無料会員登録をしてみてください。
登録後は担当エージェントからメールで連絡が入り、詳しい利用説明を聞くことができますよ。
ちなみに、転職エージェントで受けられるサポートはすべて無料です。
マスメディアン
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- 広告・Web・マスコミ職種専門の転職エージェント
- 4万人を超えるサポート実績あり
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広告・Web・マスコミ業界専門の転職エージェントです。同業界で4万人を超える転職実績あり。
クリエイティブ・マーケティング関連の専門誌を発行する「宣伝会議」のグループ会社が運営しているので、業界の専門性はかなり高いです。
Web制作会社はもちろんのこと、インハウス(一般企業)の求人も紹介できます。
正社員のだけでなく派遣会社の求人も扱うので、働き方を変えたい人にもおすすめ。未経験から応募できる求人も取り扱っています。
レバテックキャリア
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IT・Web業界を専門とする転職エージェントです。業界トップの求人数は、非公開求人も含めて5,000件以上。
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