Webデザイナーの向き不向きとは？
Webデザイナーの仕事にも向き不向きがあり、適性がない人がWebデザイナーを目指す場合は注意が必要です。
今回は、Webデザイナーに必要な才能や向いている性格から、必要な素養を見抜いていきましょう。
Webデザイナーにも向き不向きがある？
Webデザイナーは新しい仕事であり、未経験からでも始めやすい職種のひとつです。
キャリアチェンジがしたい社会人や新卒の学生さんのなかにも、これからWebデザイナーを目指すという人が多いのではないでしょうか。
未経験からでも始めやすいのは嬉しいことですが、Webデザイナーの仕事にも人によって向き不向きがあることを忘れてはいけません。
Webデザイナーとしての適性からズレてしまっていたために、せっかく始めたWebデザイナーの仕事を辞めてしまう人も少なくありません。
これからの学習や労力を無駄にしないためにも、Webデザイナーを目指す前に向いている人と向いていない人の特徴をとらえておきましょう。
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Webデザイナーに向いてる人とは？
まずは、Webデザイナーに必要な適性や才能から向いている人の特徴を見ていきましょう。
最初からすべての能力が完璧に備わっている必要はありません。Webデザイナーの仕事を続けていくうえで身に付けていくべき能力でもあります。
情報をまとめて伝えることが好きな人
Web制作の仕事は、クライアントの発信したい情報をわかりやすく効果的にユーザーへ届ける役割を担います。
特に、WebデザイナーはWebサイト全体の構成・デザインを担当するため、伝える情報そのものに深くかかわっていく職種です。
Webデザイナーには、クライアントの要望を掴み取る「聞き取りの能力」とユーザーに行動をうながす「情報伝達の能力」が必要になります。
情報をまとめて伝えることが面白い、と思える人はWebデザイナーに向いているわけですね。
向上心・探求心のある人
Web制作の技術は、日々刻々と進化しています。3年前のスキルがもう古いと言われるくらい、情報の更新が早い業界です。
そのため、Webクリエイターには常に新しいスキル・情報の更新が求められます。
Webデザイナーとして生き残っていくためには、プロになったあとも自分から進んで新しいスキルや情報を取り入れていく向上心・探求心が必要です。
いつもの業務をこなせればそれでいい、というスタンスでは、いつの間にか後輩に追い抜かれてしまっていたという結果になりかねません。
細かい作業や孤独な作業が耐えられる人
Webデザイナーの仕事は華やかに思えて、意外と地道な作業が多い職種でもあります。
もちろん、Webサイトの構成やデザインを考える段階は想像力をかき立てられるようなわくわくした時間です。
その一方で、出来上がったデザインを実際のWebサイトに落とし込むコーディングの作業は地道で、かつミスも多い面倒な時間です。
Webデザイナーを続けていくためには、こうした細かい作業や孤独な時間にも耐えられる性格の人が向いていますね。
コミュニケーション能力がある人
パソコンに向かい合って孤独に作業を進める時間の多いWebデザイナーですが、他方でコミュニケーション能力も必要な仕事です。
Web制作は基本的に複数人のチームで進める仕事です。過密なスケジュールで仕上げるためには、チーム内のコミュニケーションがとても大事。
クライアントとの交渉が任されるようになれば、要望の聞き取り・プレゼンテーションなどのコミュニケーション能力を必要とする機会がぐっと増えます。
そもそもユーザーに行動をうながすためには、ユーザーの心理を察してWebサイトをデザインする必要があります。
Webデザイナーの仕事はさまざまな場面で対人コミュニケーションを求められる職種なんですね。
Webデザイナーに向いてない人とは？
Webデザイナーに向いている人のタイプを見てきましたが、逆にどんな人がWebデザイナーに向いていないのでしょうか。
簡単に言うと、上記の適性に当てはまらないタイプということになります。
向いていない人の特徴：
- 観察力がない・気がまわらない人
- 問題解決のための忍耐力がない人
- 聞いて伝える能力が弱い人
- スケジュール管理が苦手な人
Webデザイナーの仕事において、「忍耐力」と「コミュニケーション能力」は大きな2つの柱と言えるでしょう。
もちろん、プログラミングスキルやデザインスキルといった技術面も必要なのですが、技術があっても人間的な素養がなければ続けていけません。
逆に言えば、今は技術面で未熟であっても、Webデザイナーとしての適性があれば問題ありません。技術はあとからでも十分に習得できるからです。
プログラミングやデザインのスキルばかりに目が行きがちですが、ここで一度、Webデザイナーとしての適性について確認しておくのもいいでしょう。
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